2023年7月14日資産形成ブログ

1000万円を運用するなら知っておきたい注意点とおすすめの資産運用3選を解説

「1000万円の資産運用をしたいけれど、損失が出てしまうのではないか」と不安でなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

1000万円を運用することで、資産を増やせるといったメリットを得られます。

しかし、ほとんどの投資商品には元本割れのリスクが生じるため、注意点などを知っておくのがポイントです。

この記事では、1000万円を運用するときに知っておきたいメリットや注意点を解説します。

おすすめの資産運用についても紹介しますので、1000万円の運用を検討している方は参考にしてください。

1000万円で資産運用をするメリット

1000万円で資産を運用するメリットは以下の3つです。

貯金を使って資産を増やせる
インフレリスクを低減しやすい
年金対策になる

それぞれ解説します。

メリット①：貯金を使って資産を増やせる

給与とは別に収入を得られるのが、資産運用のメリットです。

貯金を運用するため、労働の必要がありません。

時間はもちろん、肉体的・精神的疲労をともなわずお金を獲得できます。

また、当面使う予定がないお金を活用するため生活に負担がかからないのも特徴です。

長期的に運用することで、万が一、事故などで働けなくなった場合の備えや老後資金としても活用できます。

メリット②：インフレリスクを低減しやすい

物価の上昇により、現金や預金の実質的な価値が減少するインフレリスクを低減できるのも資産運用のメリットです。

例えば、10年後に1000万円の高級車を購入しようとして手元に置いておくとどのような可能性が生じるでしょうか。

10年後には、高級車の価値が上がってしまい1000万円では購入できなくなっているリスクが考えられます。

つまり、1000万の価値がいつまでも同じではないことを踏まえておかなければいけません。

インフレに対応するためには、現金を資産に変えて長期的な運用を行うのが重要です。

なお、弊社ゴールドトラストは不動産投資による資産形成をサポートしています。

独自の新しい賃貸システムで、安い家賃でも収益を減らさない高い利回りを実現したのが弊社の強みです。

不動産投資による長期的な資産運用を知りたい方は、ぜひ「資産形成事業」をご覧ください。

メリット③：年金対策になる

資産運用は、老後の備えにも適しています。

総務省の家庭調査報告によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯の実収入と消費支出は以下の通りです。

実収入	246,237円
可処分所得（手取り収入）	214,426円
消費支出	236.696円

厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、令和3年度時点で国民年金の平均年金月額は56,479円でした。また、厚生年金保険（第1号）受給者の平均年金月額は145,665円です。

平均年金金額を見てもわかるように、年金だけで老後の生活を賄おうとすると赤字になってしまう世帯も少なくありません。

1000万の資産を運用して収益を増やしておくことで、老後にゆとりある生活を送れるというメリットを得られます。

引用元：
・総務省 | 令和4年家計調査報告（家計収支編）
・厚生労働省年金局 | 令和4年令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況

【関連記事】老後資金をいくら貯めてる？平均貯蓄額と3つの貯める方法を解説

利回り5%で1000万円を運用した時のシミュレーション

実際に投資信託の平均利回り5%で1000万円を運用した場合、利益は以下の通りです。

年数	運用収益	合計（元本＋運用収益）
1年目	500,000円	10,500,000円
3年目	1,576,250円	11,576,250円
5年目	2,762,816円	12,762,816円
10年目	6,288,946円	16,288,946円
15年目	10,789,282円	20,789,282円
20年目	16,532,977円	26,532,977円

※複利計算・1円未満を四捨五入しています。
※税金や手数料などは考慮していません。

平均利回り5%で運用すると、15年には2000万を超えていることになります。

とはいえ、投資信託は元本保証のない商品です。

平均利回りがマイナスになり、資産が減ってしまう可能性がある点についても考慮しておきましょう。

一気に資産を増やそうとすれば、思わぬ損失を被ってしまうリスクが生じます。

早めに準備をはじめ、長い目でみていくと長期投資の効果を得られます。

1000万円で資産運用をする際の注意点

1000万円で資産運用する際に気をつけなければいけないポイントは3つです。

元本保証以外の商品は元本割れリスクがある
長期的な運用がポイント
利回りを見ながら分散投資

注意点を知り、リスク回避しながら資産を運用しましょう。

注意点①：元本保証以外の商品は元本割れリスクがある

資産運用するほとんどの商品が、購入金額を下回る元本割れのリスクをともないます。

収益性が低いものの元本保証があるため、安全性に優れているのが銀行にお金を預けるメリットです。

つまり、元本保証以外の商品を活用して資産運用するときは、ご自身に合った商品かしっかり見極めなければいけません。

まずは少額からできるものなど、リスクを抑えた運用からはじめるのもよいでしょう。

資産運用には収益を得られるメリットがありますが、必ずしも購入金額を上回るわけではない点も踏まえて利用してください。

注意点②：長期的な運用がポイント

投資は、長期にわたり運用することで複利効果が働きます。

複利とは、投資資金から得られた利益をさらに運用して増やしていくことです。

投資期間が長いほど複利効果は大きくなるため、効率的に資金を増やしていけます。

短期で利益を得ようとすれば元本割れによる損失が懸念されるほか、複利効果が薄れる可能性も。

短期間で高い収入を求めると相応のリスクがあるため、長い目で運用するようにしましょう。

注意点③：利回りを見ながら分散投資

利回りに注目しながら、分散投資することでリスクを減らせます。

分散投資とは、複数の商品で資産運用することです。

1000万円を運用する際、1つの商品に投資すると大きな利益を得られる可能性がある一方、損失が大きくなるというリスクもあります。

資産をすべて失うリスクを回避するためにも、利回りを見ながら資産を組み合わせるようにしましょう。

なお、分散投資には以下3つの方法があります。

銘柄の分散	異なる値動きをする銘柄を組み合わせて投資を行う
地域の分散	国外と海外など異なる地域の資産や銘柄、通貨を組み合わせて投資を行う
時間の分散	時期による値動きに応じて投資を行う

商品や時間を分散させて資産を運用し、できる限り損失を抑えるのがポイントです。

引用：金融庁 | 平成29年投資の基本

1000万円でおすすめの資産運用3選

まとまった資金が手元にあるときにおすすめの資産運用は以下の3つです。

不動産投資
投資信託
保険

それぞれの特徴を知り、期間や資産に合った運用をしましょう。

資産運用①：不動産投資

不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を購入して家賃収入を得る、または購入した不動産を売却し売却益を得る投資方法のことです。

ワンルームなら少額でもはじめやすいほか、入居者がいれば長期的に安定した収益が見込めるメリットがあります。

ただし、不動産投資は初期投資にまとまった資金を必要とするケースが多い傾向です。また、立地によっては空室や価格変動などのリスクがともないます。

長期的に安定した収益を得られるよう、物件は慎重に選ばなければいけないというポイントを踏まえた上で利用しましょう。

弊社ゴールドトラストでは、不動産投資を通した資産形成のサポートを行っております。

不動産投資で大きな収益を上げたいと考える方は、ぜひ「資産形成事業」をご覧ください。

資産運用②：投資信託

投資信託とは、複数の投資家から集めた資金を専門家が株式や債券などに投資し、得た収益を投資家に還元する投資方法のことです。

投資する金額を自由に決められるため、最低1万円からでもスタートできます。

また、ファンドマネージャーと呼ばれる専門家が運用するのも投資信託の特徴です。

専門的な知識が不要なため、初心者でもリスクを抑えて運用できます。

デメリットは、売買や管理といった手数料が発生する点です。

専門家を介して運用するため収益は低くなりますが、リスク分散したいときに適した投資方法です。

なお、弊社ゴールドトラストでは「ゴールドクラウド」と呼ばれるクラウドファンディング型投資を取り扱っています。

5%以上の高年利回りでご提案し、銀行預金と比較し高い配当金が期待できるのも特徴です。

さらにゴールドクラウドは「優先劣後構造」という仕組みを採用し、投資家のリスクを低減しています。

リスクを抑えた資産運用を目指したい方は、ぜひ「不動産ファンド」をご覧ください。

資産運用③：保険

保険は、保障と貯蓄を兼ね揃えているため資産形成にもおすすめの投資方法となります。

ケガや病気など、万が一の備えがあるのも保険の特徴です。

保険料を集めてプロが資産運用をしていくため、投資知識が少ない人でもはじめやすいメリットがあります。

満期まで保有すると元本以上の収益が見込めるほか、生命保険料控除による節税が可能です。

ただし、保険は長期的な運用に適した投資方法のため、途中解約すると元本割れする可能性があります。

保障と資産の運用を同時にはじめたい人は、保険を検討してみてください。

まとめ：1000万円でおすすめの資産運用は不動産投資

1000万円を資産運用するメリットには、不労所得やインフレリスク低減などが挙げられます。

収益を得たいときに適していますが、元本割れのリスクがあることを踏まえて運用しなければいけません。

また、資産運用は長い目で見守る必要があります。

資産運用にはさまざまな方法がありますが、まとまった資金が用意できる場合は不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか。

不動産投資は、入居者がいれば安定した収入を見込めるのはもちろん、物件自体が資産となります。

各商品のメリットとデメリットを知り、運用期間や資金に合う資産運用をはじめましょう。

より知識を深めたい方は、専門家によるアドバイスを受けながら資産運用に取り組める弊社の100億円資産形成倶楽部への入会がおすすめです。

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