不労所得の主な種類を紹介!メリットや注意点もあわせて解説します
「不労所得を手に入れたい」、「会社員の給与とは別の収入を確保したい」、不労所得を得たいと漠然と考えているものの、具体的に何をすればいいかわからない方は多いでしょう。
実際、不労所得を入手するのは簡単ではありません。
ただ、不労所得について正しく理解するのは簡単です。
この記事では、不労所得とは何かを解説し、種類やメリットをご紹介します。
ぜひご参考にしてください。
目次
不労所得とは?
不労所得とは、労働せずに得られる所得を指します。
もしくは、少ない労働で得る所得を指す場合もあります。
時間を費やすことの対価が労働所得だとすれば、仕組みで収入を生み出すのが不労所得です。
自分の知識や技術、資産をベースに仕組みを形成することで不労所得が発生します。
また、不労所得は一度仕組みを形成すれば半永久的に収入を得られるわけではありません。
不労所得が発生する状態を維持するための工夫が重要です。
不労所得の主な5つの種類
不労所得の主な種類を5つご紹介します。
①:不動産投資
②:株式投資
③:FX投資
④:投資信託
⑤:ビジネス投資
種類①:不動産投資
不労所得の主な種類の1つ目は、不動産投資です。
不動産投資とは、土地や建物を購入し運用することで家賃収入を得る投資の種類です。
投資対象は一戸建てやビル一棟、マンションの一室などさまざま。
予算を設定し投資対象を選択しましょう。
不動産投資を上手く行えれば、家賃収入により高額の不労所得を安定して獲得できます。
ただ、空き家が続くと管理費などのコストばかりがかさみます。
不動産投資をはじめるためには、資金だけでなく社会的信用も重要です。
というのも、不動産を購入するには銀行からお金を借りる必要があるからです。
社会信用がなければ融資を受けられないでしょう。
【関連記事】不動産投資とは?種類やメリット・初期費用の目安などをご紹介
種類②:株式投資
不労所得の主な種類の2つ目は、株式投資です。
株式投資による主な収入は、株価変動による売買益と、株式を保有することで得られる配当金です。
将来成長する企業の株式を購入できれば、不労所得としての価値は高まります。
大きなリターンを見込める株式投資ですが、成功させるには専門的な知識が欠かせません。
知識を持たないまま投資をはじめてしまうと、安定して資産を増やすことは不可能でしょう。
また、専門的な知識を身に付けたとしても必ず株式投資が成功するとはかぎりません。
リスクを意識した投資が重要です。
種類③:FX投資
不労所得の主な種類の3つ目は、FX投資です。
FX投資とは、外貨の売買により収益を生む投資の種類です。
為替変動により利益と損失が決まります。
レバレッジをかけて取引すれば、ハイリスクハイリターン投資が可能です。
ただ、FXは完全な不労所得ではありません。
場合によっては少ない労働でのみ収益を生み出せますが、基本的には時間をかける必要があります。
不労所得としてFX投資を行う場合は、自動売買の知識が重要です。
種類④:投資信託
不労所得の主な種類の4つ目は、投資信託です。
投資信託とは、株式や債券の運用をプロに代行してもらえるサービスです。
自分で運用する手間がかからないので、ほぼ時間をかけなくても収益が発生します。
ただ、運用を任せているため手数料が取られることがデメリットです。
種類⑤:ビジネス投資
不労所得の主な種類の5つ目は、ビジネス投資です。
インターネットが普及した昨今では、ブログやYouTubeでも不労所得を得られます。
ブログならばアフィリエイト報酬など、YouTubeならば再生数に応じた広告収入でマネタイズが可能です。
多くのビジネス投資は収入が発生する状態が整えばほぼ手間はかかりませんが、状況が整うまでは労働のように時間を費やす必要があります。
不労所得を得る3つのメリット
不労所得を得るメリットを3つご紹介します。
①:プライベートな時間が得られる
②:選べる仕事の幅が広がる
③:他人資本を有効活用できる場合がある
メリット①:プライベートな時間が得られる
不労所得を得るメリットの1つ目は、「プライベートな時間が得られること」です。
不労所得を得られるようになれば、仕事に費やす時間を劇的に減らせます。
余った時間をプライベートに費やせるので、自分の好きなように時間を過ごせます。
まとまった時間を確保できるので、長期間の旅行なども可能です。
また、時間を勉強や自己研鑽に使えば、さらに不労所得を増やすための知識や技術が身に付きます。
メリット②:選べる仕事の幅が広がる
不労所得を得るメリットの2つ目は、「選べる仕事の幅が広がること」です。
不労所得を確保すれば、労働するにしても選べる仕事の幅が広がります。
仕事の選び方は多種多様ですが、多かれ少なかれ給与を意識する方は多いでしょう。
不労所得で十分な収入を確保できていれば、仕事選びにおける給与面の比重を下げられます。
メリット③:他人資本を有効活用できる場合がある
不労所得を得るメリットの3つ目は、「他人資本を有効活用できる場合があること」です。
たとえば、不動産投資では他人に土地や建物を貸すことで家賃収入を得られます。
不動産を購入する際は、金融機関から融資を受けられるので他人資本を有効活用できます。
不労所得を得る3つの注意点
不労所得を得る場合の注意点を3つご紹介します。
①:所得に応じて税金がかかる
②:会社によっては副業を禁止している
③:悪質な情報商材や詐欺も存在する
注意点①:所得に応じて税金がかかる
不労所得を得る場合の注意点の1つ目は、「所得に応じて税金がかかること」です。
給与以外の所得が年間で20万円を超えると、確定申告を行い税金を納める必要があります。
会社員の場合は会社がまとめて確定申告を代わりに行ってくれていますが、不労所得が20万円を超えると自分で確定申告をしなければなりません。
確定申告をせずに税金を納めなかった場合、無申告加算税や延滞税を課される場合があるので気を付けましょう。
参考:国税庁|No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人
注意点②:会社によっては副業を禁止している
不労所得を得る場合の注意点の2つ目は、「会社によっては副業を禁止していること」です。
会社によっては就業規則で副業を禁止しています。
昨今では副業を推進する風潮が強まりつつありますが、まだまだ副業を禁じている企業は多いでしょう。
禁止されているのにもかかわらず副業をしていた場合の対応は会社によりさまざまです。
口頭での厳重注意で済まされる場合もあれば、減給され給料が減らされるケースもあります。
解雇された例も少なくありません。
注意点③:悪質な情報商材や詐欺も存在する
不労所得を得る場合の注意点の3つ目は、「悪質な情報商材や詐欺も存在すること」です。
悪質な情報商材とは、謳っていた内容とコンテンツの質が釣り合っていない商材のことです。
インターネットが普及した昨今では、誰でも簡単に情報商材を販売できるようになりました。
高額で売られているケースも多いので注意が必要です。
また、不労所得が得られるようになることを訴求した詐欺も横行しています。
「投資で必ず勝てるシステム」などの嘘で騙して商品やサービスを購入させようとする詐欺師は少なくありません。
オンラインオフライン問わず詐欺は起きているので、理想的な内容の勧誘にこそ警戒しましょう。
まとめ
今回は不労所得について、種類やメリット、注意点についてご紹介しました。
不労所得を得るのは簡単ではありませんが、決して不可能ではありません。
ただ、動きはじめないことには不労所得を得ることはできないでしょう。
これをきっかけに不労所得についての理解を深め、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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