資産家とは?資産家になるための秘訣を大公開!
資産家と言えば、お金持ち、不労所得、高収入などをイメージする方が多いのではないでしょうか。
広辞苑では「財産の多い人」を資産家としていますが、具体的に財産がいくら以上であれば資産家なのかなどの細かい定義は決まっていません。
しかしながら、誰しもお金持ちになりたい、資産家になりたいと思っていることでしょう。
本記事では資産家について詳しく解説しています。
資産家の定義や資産家になる方法、資産の種類なども併せて説明しているので、資産家になりたい方は本記事を参考にし、資産家への道を切り開いてください。
目次
資産家とは?いくらから資産家?
世界には財産を多く保有する資産家が数多くいます。
石油王や世界で認知度の高い企業のCEOなどは資産家のイメージがあるのではないでしょうか。
もちろん日本にも大手企業の社長や財閥のトップなど、資産家と呼ばれる人が存在します。
実際に資産家とはどういった人のことを指すのか、資産家の定義や高所得者・富裕層との違いに着目して、詳しく解説していきます。
資産家の定義
資産家の中でも財産に大小があり、具体的にいくら以上の資産を保有していれば資産家と判断できるという定義は存在しません。
辞書で資産家を調べると、「財産を多く所有する人」「財産家」「財産を多く持っている人」など、曖昧な表現がほとんどでした。
つまり一概にいくら以上持っていれば資産家であるとはいえないということです。
しかし、コンサル会社として活躍している上場企業の野村総合研究所によると、純金融資産(※)保有額が5億円以上が9.0万世帯、1億円以上5億円未満が139.5万世帯、5,000万円以上1億円未満が325.4万世帯との調査結果が出ました。
世帯人数と資産保有額から、分類は以下の通りです。
純金融資産保有額 | 世帯数 | 野村総合研究所による分類 |
3,000万円未満 | 4213.2万世帯 | マス層 |
3,000万円以上5,000万円未満 | 726.3万世帯 | アッパーマス層 |
5,000万円以上1億円未満 | 325.4万世帯 | 準富裕層 |
1億円以上5億円未満 | 139.5万世帯 | 富裕層 |
5億円以上 | 9.0万世帯 | 超富裕層 |
富裕層以上を資産家として考えるのならば、資産家とは資産保有額が1億円以上ということになります。
曖昧な定義の資産家ですが、「資産保有額が1億円以上」を1つの定義としても良いでしょう。
引用元:株式会社野村総合研究所|令和4年野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計
※純金融資産・・・換金性の高い全ての資産から住宅ローンなどの負債を引いた資産。不動産はすぐに現金化できないため、含まれない。
高所得者との違い
高所得者とは一般的に「所得(収入)が多い人」を指します。
「保有財産が多い」資産家とは、明確な違いがあります。
例えば、収入が多くてもすぐに消費する人は保有財産が少なく、資産家には当てはまりません。反対に、収入が少なくても相続等で財産が多い人は資産家に当てはまる可能性もあります。
このように、高所得者と資産家では保有している財産の有無・大小による違いがあるのです。
高所得者と資産家の違いを理解し、ご自身がどちらを目指したいのかを明確にしましょう。
ちなみに高所得者は一般的には「年収850万円以上」と言われています。しかし近年の税制では税金を支払う額も増えており、高所得者の区分けも疑問視されているのが現状です。
富裕層との違い
富裕層とは一般的に「一定額以上の比較的大きな経済力・購買力を有する人」を指します。
資産家と同様に明確な定義はありませんが、前述の野村総合研究所の調査結果から、1億円以上の資産を持つ世帯・個人が富裕層と定義しても良いでしょう。
しかし1億円以上の資産を持つのが富裕層とするのであれば、資産家と変わりありません。
野村総合研究所の調査は、純金融資産保有額で調査していました。つまり、不動産は資産に含まれないということです。
現金・株式などの純金融資産保有額が1億円以上であれば富裕層、不動産を含む資産保有額が1億円以上であれば資産家とするとイメージがつきやすくなるでしょう。
資産家になる方法3選
実際に資産家になる方法を知りたい方も多いのではないでしょうか。
資産家になる方法は数多くあります。
10人の資産家がいれば10通りの方法があります。これをすれば必ず資産家になれるというマニュアルはありませんが、資産家になりやすい方法としていくつか事例を紹介します。
資産家になる方法は以下の3つです。
- 何代かに渡り資産を引き継ぐ
- 倹約的な生活をする
- 実物資産を持つ
それでは1つずつ詳しく解説していきましょう。
方法①:何代かに渡り資産を引き継ぐ
1つ目の方法は何代かに渡り、資産を引き継ぐ方法です。
資産家の中には、個人でなく資産家一家や一族といった世帯も存在します。財閥などは特にそのイメージが強くあるのではないでしょうか。
そういった資産家一族は、代々受け継いできた資産を保有し続け、少しずつ増やしながら、資産家となっていったのです。
日本でも上場企業の社長を世襲で務める一族も多くあり、そういった一族は資産家と呼ばれています。
このように個人の年収、収入のみで資産家になるのではなく、資産を引き継いで資産家になるケースもあるのです。
方法②:倹約的な生活をする
資産家になる方法の2つ目は倹約的な生活をすること。
高所得者と資産家の違いでも説明しましたが、いくら収入が多くても浪費してしまえば資産として残るものがないため、資産家にはなれません。
ただ収入を増やし、貯金をしていても資産家にはなれないでしょう。
倹約的な生活を心がけ、浪費や消費ではなく投資をして、賢くお金を増やすことが大切です。
実際に資産家には倹約家が多く、多くのお金を扱う資産家はお金に対してシビアでなければなりません。
資産家になりたい方は、日々の生活を見直し、どのようにお金を増やしていけるか検討しましょう。
方法③:実物資産を持つ
3つ目の方法は、実物資産を持つことです。
実物資産とは、形がある資産のことです。株式や仮想通貨などは実物資産に含まれません。
土地や建物、貴金属や絵画などが実物資産に当てはまります。
資産家の多くは経営者または不動産所有者です。それほど実物資産、特に不動産には投資でお金を生み出す力があります。
お金や株式は大規模なインフレが起これば、一気に価値のないものになってしまいます。
実物資産を保有すれば、いざというときにも備えられるでしょう。
弊社ゴールドトラストでは、実物資産の中でも利益の出やすい不動産投資でお客様の資産形成をサポートしております。
実物資産を保有して資産家になりたい方は弊社の資産形成事業をご覧ください。
資産家が所有している資産
それでは実際に資産家が所有している資産にはどのようなものがあるのでしょうか。
資産家が所有している資産は大きく以下の2つに分けられます。
- 金融資産
- 実物資産
それぞれの資産を詳しく見ていきましょう。
資産①:金融資産
1つ目の資産は金融資産です。
金融資産とは以下のような資産を指します。
- 預貯金
- 株式
- 債券
- 投資信託
- 生命保険
これらは実物が存在せず、紙やデータ上のみに価値があります。
実物がないものや、すぐに金銭として利用できるものが多いため、取引や管理がしやすい資産です。
近年の日本でもつみたてNISAやiDeCoといった投資が主流になりつつありますが、まだ現金や預金といった金融資産を重んじる人も多くいます。
資産家を目指すにはすべて金融資産で保有するのではなくバランスよく資産を保有するのがおすすめです。
【関連記事】NISA枠を使い切ったらどうする?不動産投資で得られる3つの大きなメリット
資産②:実物資産
実物資産とは実物がある資産のことを指します。
実物資産は大きく以下の3つに分けられます。
- 不動産:土地、建物
- 貴金属:金、プラチナ、ダイヤモンド等
- コレクション:絵画やワイン、アンティーク品等
実物資産のデメリットは取引がしにくい点です。不動産は売却するためにはいくつもの契約書が必要で、簡単には手放せません。
貴金属やコレクションも同様で、買い手を探すのが困難な場合もあります。
また盗難や損傷により価値がなくなってしまうことも。
不動産においては保有しておくだけで税金がかかるため、管理が難しい点もデメリットです。
しかし、実物資産はインフレに強く、大規模な経済危機があっても金融資産よりも価格が下落しにくいと言われています。
もちろん全ての資産を実物資産にするのは危険ですが、金融資産と実物資産のバランスを検討することが大切です。
【関連記事】マンション経営の利回りとは?計算方法や利回りの最低ラインなどを解説
まとめ:資産家になるには不動産投資がおすすめ
資産家とは不動産などの実物資産と、現金や株などの金融資産を多く保有している個人や世帯を指します。
金額に関しては明確な定義はありませんが、1億円以上とするのが一般的です。
資産家になるための方法は数多くありますが、その中でも代表的な方法が以下の3つです。
- 何代かに渡り資産を引き継ぐ
- 倹約的な生活をする
- 実物資産を持つ
資産家になるためには、ただ収入を増やし貯金するのではなく、消費や浪費を抑えてどれだけ賢く投資で資産を増やせるかが鍵になります。
その中でも特に重要なのが、不動産等の実物資産をバランスよく保有し、投資に使うということ。
不動産投資は利益が出る仕組みをしっかりと理解して、専門的な知識を取り入れることが大切です。
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