地震リスクのある築40年木造賃貸建て替えの必要性
【きっかけ】
大きな地震が起きたことで、ご自身が先代から相続した物件について、木造で約40年経過していた為、耐震的に問題があるとお考えでありました。
入居いただいている方も、ご高齢で万が一を考えると非常に不安を持っていました。古い物件である為、家賃も周辺と比較してもかなり低く、不動産投資物件としても良好な物件では無くなっていました。
過去の阪神淡路大震災後に、亡くなられたり、怪我をされた入居者から家主が訴えられ、敗訴したという事例もあり、丈夫なものに建替える必要性を考えていました。
【私たちからのご提案】
ご提案としては、当社の強みである鉄筋コンクリート造で広い1LDK。
ご夫婦でゆったりと住めるマンションをご提案いたしました。
地震について非常に心配されていましたので、壁式構造で、3階建て6世帯となりました。
駐車場は6部屋に対して4台ですが、バスなどの公共交通機関に恵まれていたことで、入居に対しての問題はありませんでした。
また、正面に向かって左右で間取りと、床材などを工夫し、違うコンセプトでデザイナーに作成してもらったおかげで、同じ間取りになりがちな賃貸物件を外観を含めてデザイン性の高い個性的な物件のご提案を行いました。
【現在の状況】
土地が90坪程度しかない敷地に平屋の長屋2戸という古い木造物件が建っていましたが、今回の建替えにより、3階建ての鉄筋コンクリート賃貸マンションとなり、地震で入居者さんが怪我をされるような心配ごとは解消され、借入は増えましたが当時よりも手残りは増えることになり不動産投資物件としても優良なものになりました。
オーナー様もご自身の物件も前を通るときには、当時が思い出せないような立派な物件になったと喜んでいただいています。