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資産2,000万円がもたらす精神的余裕とは?お金をさらに増やす方法も

資産2,000万円がもたらす精神的余裕とは?お金をさらに増やす方法も

資産が2,000万円あれば、豊かな生活を実現できるため、精神的にも余裕が生まれます。
しかし、物価が上昇し、インフレの傾向が続いている状況では、「2,000万円もの資産があったとしても安心できない」という方もいるでしょう。

この記事では、資産2,000万円がもたらす精神的余裕について、日本における現状も踏まえながら解説します。
お金をさらに増やすための方法や資産運用のポイントもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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資産2,000万円以上の方は日本で多い?

資産2,000万円以上の方は、決して日本で多いわけではありません。
2人以上世帯における、貯蓄現在高・年間収入・貯蓄年収比・貯蓄保有世帯の中央値の推移は、下表の通りです。

貯蓄現在高 年間収入 貯蓄年収比 貯蓄保有世帯の中央値
2016年 1,820万円 614万円 296.4% 1,064万円
2020年 1,791万円 634万円 282.5% 1,061万円
2024年 1,984万円 656万円 302.4% 1,189万円

2024年には、貯蓄現在高が1,984万円と2,000万円近くにのぼります。
ただし、貯蓄現在高が「0」の世帯を含めた平均値である点には注意が必要です。
貯蓄保有世帯の中央値は1,189万円で、貯蓄現在高が「0」の世帯を除いた金額となります。

また、2人以上世帯において、貯蓄現在高が2,000万円〜2,500万円の方は6.7%、2,500万円〜3,000万円の方は5.1%です。
3分の2以上の世帯は、貯蓄現在高の平均値を下回っている現状であり、資産2,000万円以上の方が多いわけではないことが良く分かるでしょう。

引用元:総務省統計局|家計調査報告 貯蓄・負債編2024年(令和6年)平均結果の概要(二人以上の世帯)

 

資産が2,000万円以上ある方の現状

資産が2,000万円以上ある方の現状について、以下に挙げる2点に着目して紹介します。

  1. 【基礎知識】富裕層の分類
  2. 資産規模と世帯数の推移

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

【基礎知識】富裕層の分類

野村総合研究所の推計データによると、日本における2023年の純金融資産保有額(※)は、下表の通りです。
※世帯で保有する金融資産(預貯金や株式など)の総額から、負債(住宅・自動車ローンなど)を除いた金額

種類 世帯の純金融資産保有額 世帯数 割合 資産規模
超富裕層 5億円以上 11.8万 0.2% 135兆円
富裕層 1億円以上〜5億円未満 153.5万 2.8% 334兆円
準富裕層 5,000万円以上〜1億円未満 403.9万 7.3% 333兆円
アッパーマス層 3,000万円以上〜5,000万円未満 576.5万 10.3% 282兆円
マス層 3,000万円未満 4,424.7万 79.4% 711兆円

いわゆる富裕層は153.5万世帯となっていますが、割合では全体のわずか2.8%です。
純金融資産保有額が5,000万円以上の世帯を合計しても10.3%であり、続くアッパーマス層の割合も10.3%となります。

一方、純金融資産保有額が3,000万円未満のマス層は全体の79.4%と、高い割合を占めている状況です。
このうち、資産2,000万円はマス層にあたり、富裕層分類では最下層に位置付けられるのが分かるでしょう。

引用元:野村総合研究所|野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計

 

資産規模と世帯数の推移

ここでは、資産2,000万円の方が位置するマス層に焦点を当て、資産規模と世帯数の推移について解説します。
野村総合研究所のデータをもとにした、マス層における純金融資産および世帯数の推移は下表の通りです。

純金融資産 世帯数
2005年 512兆円 3,831.5万世帯
2013年 539兆円 4,182.7万世帯
2023年 711兆円 4,424.7万世帯

純金融資産・世帯数のいずれもが増加しており、マス層の割合は増えているのが特徴的です。
アッパーマス層からマス層へ移行した方も少なからず存在しますが、資産の増加により2,000万円以上になったという方もいると推測できるでしょう。

引用元:野村総合研究所|野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計

 

2,000万円以上の資産がもたらす精神的余裕

2,000万円以上の資産は、経済面における自由だけでなく精神的余裕にもつながります。
2,000万円以上の資産がもたらす精神的余裕は、以下に挙げる3つです。

  1. 生活の自由度が上がる
  2. 急な出費に対する不安が少なくなる
  3. 資産運用の選択肢が増える

なお、資産5,000万円の場合における精神的余裕や不安の解消方について知りたい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。

【関連記事】資産5,000万円でも精神的余裕は意外と少ない?消えない不安の解消法も

 

精神的余裕①:生活の自由度が上がる

2,000万円以上もの資産があれば、金銭面における余裕が生まれるため、生活の自由度が上がります。
生活費として扱えるお金が増えれば、ちょっとした贅沢をすることも可能です。

例えば、定期的なレストランでのランチ・ディナーや、洋服・ジュエリーといったファッションを楽しめます。
ご褒美があると今後の活力にもなり、「より一層仕事や家事に励もう」という気持ちにもつながるでしょう。

一方、生活費を抑えればサイドFIREも可能なケースもあるため、目標として掲げるのも選択肢の1つです。

 

精神的余裕②:急な出費に対する不安が少なくなる

万が一の事態に備えるという意味においても、2,000万円以上の資産は精神的な余裕にもつながります。

人生100年時代とも称される禁煙では、長い人生を歩んでいれば、突然大きな出費が必要になる可能性は誰しもあります。
例えば、病気や怪我は、年齢を問わず突発的に起こりうるものです。
場合によっては治療費が高額になり、出費は避けられません。

また、日本は台風や地震をはじめとする、自然災害の多い国です。
線状降水帯による大雨の被害なども発生しており、復旧に費用を要することもあります。

ただし、資産が少ない人よりはという程度であり、後述するように老後など将来に対する備えとしては不十分です。
2,000万円という資産だけでは必ずしも安泰ではなく、少なからず不安は残ると認識してください。

 

精神的余裕③:資産運用の選択肢が増える

資産が2,000万円あれば、資産運用に回せる資金にも余裕が生まれ、株式投資や不動産投資などの選択肢が増えます。
資産を守るためには分散投資が重要とされており、資産運用において選択肢が増えることは好都合です。

また、利回り5%で1年間運用した場合のリターンは、200万円では10万円ですが、1,000万円であれば50万円と5倍になります。
あくまで単純計算した結果ではありますが、年数を重ねるにつれてリターンの差は大きくなり、効率的な運用を実現可能です。
幅広く資産運用を行うと、資産に対する不安の軽減にもつながるでしょう。

なお、弊社ゴールドトラストが運営する「100億円資産形成倶楽部」では、資産形成に必要なメソッドを公開しています。
資産運用を成功させ、さらなる精神的余裕を獲得したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

老後の精神的余裕を考えるなら資産2,000万円は少なすぎる?

老後に必要な資金としては、2,000万円が1つの基準に挙げられます。
しかし、食料品や水道光熱費の値上げなどインフレが続いており、かつての状況と同じようにはいきません。

例えば、一般的な2人世帯において年金が月額23万円で、1か月の支出が30万円の場合、毎月7万円の赤字です。
老後を25〜30年としてシミュレーションすると、以下の結果となります。

7万円×12か月×25〜30年=2,100〜2,520万円

25年の時点で2,100万円と資産2,000万円では足りず、30年になるとさらに赤字は膨らみます。
収入および支出の金額次第とはなりますが、資産2,000万円では心もとないといえるでしょう。

 

【精神的余裕を持ちたい方へ】資産を2,000万円以上に増やす方法

資産を2,000万円以上を目指し、お金を増やすには以下に挙げる3つの方法しかありません。

  1. 収入アップを図る
  2. 節約で手元に残るお金を増やす
  3. 資産運用を始める・続ける

それぞれのメリット・デメリットは、下表の通りです。

メリット デメリット
収入アップを図る リスクが少ない 時間がかかる
節約で手元に残るお金を増やす 手軽に実行できる 少しずつしか増やせない
資産運用を始める・続ける 効率良く増やせる 元本割れのリスクがある

ここからは、お金の増やし方それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
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方法①:収入アップを図る

収入アップを図るための方法は、以下の通りです。

  • 昇進する
  • 転職する
  • 副業する
  • 独立・起業する など

現在働いている職場での昇進や転職により、給料アップが見込めます。
通勤時間や退勤後の時間などを利用して副業を始めれば、新たな収入源の獲得も可能です。

また、独立・起業が成功すれば、会社員以上の収入を得られる可能性もあります。
ただし、容易に実現できるわけではなく、会社員のように給料が保障されていないといったリスクもある点には注意が必要です。

ご自身の理想とする働き方や将来設計を踏まえ、収入アップを図りましょう。

 

方法②:節約で手元に残るお金を増やす

お金を増やすためには、支出を減らすという意識が重要です。
特に、毎月の固定費を減らせれば、その分を貯金しているのと同じだけの効果があります。
具体的な節約方法は、以下の通りです。

  • 固定費を見直す
  • クレジットカード・ポイントを上手く活用する
  • 自炊する
  • 無駄遣いを減らす など

通信費や水道光熱費などの固定費は、最初に見直すべき項目です。
クレジットカードでは、ポイントが貯まり決済にも利用できる場合が多く、節約につながります。
ただし、分割払いやリボ払いを利用すると手数料がかかる点には、注意が必要です。

また、できるだけ外食ではなく自炊を行い、無駄遣いをしないという心がけも、節約の基本に挙げられます。
ちょっとした節約の積み重ねが大きなものになると認識し、日頃から支出を抑えるよう意識しましょう。

 

方法③:資産運用を始める・続ける

具体的な資産運用方法および、それぞれの利回り・リスク・リターンは下表の通りです。

資産運用方法 利回り リスク リターン
不動産投資 5〜15% 高い 高い
株式投資 3〜5% 高い 高い
投資信託 3〜10% 低い〜高い 低い〜高い
個人向け国債 0.6〜0.8% 低い 低い

不動産投資では物件の購入にまとまった資金が必要ですが、家賃による安定した収入が見込めます。
ただし、空室のリスクがあるため、効果的な運用には立地や築年数などの事前リサーチが重要です。
株式投資は、株の売買だけでなく、配当金や株主優待を獲得できるのもメリットに挙げられます。

なお、資産運用の初心者であれば、新NISAやiDeCoの活用もおすすめです。
ほったらかしでお金を増やすため、不動産投資や投資信託、新NISA・iDeCoについて詳しく知りたい方は、下記の記事もあわせてチェックしましょう。

【関連記事】ほったらかしでお金を増やすおすすめの方法5選!よくある失敗と回避法も

 

貯蓄2,000万円を資産運用に回す際のポイント

貯蓄2,000万円を資産運用に回す際のポイントは、以下に挙げる3つです。

  1. 生活防衛資金を確保しておく
  2. 長期・積立・分散を意識する
  3. 節税対策も徹底する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

ポイント①:生活防衛資金を確保しておく

安心して資産運用するためには、いつもと変わらない日常生活を送れることが大前提です。
普段の生活が危うくなってしまえば、資産運用どころではありません。

資産運用には、多かれ少なかれリスクがつきものです。
急激な相場の変動により、運用している資産が大幅に減少してしまう可能性もあります。

そのため、資産をすべて運用に回すのではなく、最低限の生活防衛資金を確保しておきましょう。

 

ポイント②:長期・積立・分散を意識する

資産運用においては一攫千金を目指すのではなく、長期的にコツコツと積み立てるのが重要です。
一時的な増減に一喜一憂せず、長い目で見た運用により、着実に資産を築き上げられます。

ハイリターンの投資はどうしてもリスクが高く、大幅な損失につながる可能性もあります。
まだ資産運用に慣れていない方であれば、なおさら注意が必要です。

また、投資先の国や業種を1つに集中させるのではなく、分散させることも大切です。
仮に1つの投資先が元本割れしたとしても、全体でカバーできるようになります。

 

ポイント③:節税対策も徹底する

節税対策を徹底しているか否かは、保有資産に大きく影響を与える要素です。
日本では、所得税や譲渡所得税など、さまざまな税金が課されます。
税金が多ければ多いほど資産は減少するため、節税対策によって守ることが重要です。

例えば、iDeCoを活用すると、掛金は所得控除の対象になるため、所得税や住民税が軽減されます。
運用で得た利益に税金はかからず、受け取り時に税制優遇制度が適用されるのもメリットです。

 

2,000万円以上の資産形成を通じて精神的余裕を手に入れたい方は

2,000万円もの資産は、精神的余裕にもつながり、より良い暮らしを実現可能にします。
しかし、資産が2,000万円あれば、「この先の人生がずっと安泰」というわけではないため、資産形成の開始・継続が重要です。

資産形成にはさまざまな方法がありますが、増やすだけではなく、守るという観点からすると不動産投資は相性の良い投資先といえます。
賃貸経営が軌道に乗れば、安定した収益を得ることが可能です。

なお、弊社ゴールドトラストでは、豊富な不動産経営のノウハウをもとに、すべての運営・管理業務を代行しております。
賃貸マンションアパート(一棟買い):トチプラス」をご覧のうえ、ぜひ弊社までお問い合わせください。

また、資産形成や節税などに関する、さまざまなセミナーも定期的に開催しております。
将来の資産を形成し、守るための方法について知りたい方は、「セミナー情報一覧」もあわせてチェックしましょう。

 

資産2,000万円以上の方に関するよくある質問

資産2,000万円以上の方に関するよくある質問は、以下に挙げる2つです。

  1. 資産が2,000万円あれば精神的余裕は続く?
  2. 精神的余裕を保ちながらお金を増やす方法はある?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

質問①:資産が2,000万円あれば精神的余裕は続く?

資産2,000万円は非常に大きな金額ではありますが、長い人生において決して余裕はないのが実情です。
実際、インフレによって生活費は上昇しており、昔と比べると長生きする方も増えています。
「資産が尽きてしまうかもしれない」という状況では、精神的な余裕をなかなか持てません。

精神的余裕を持ち続けるためには、先を見越した運用や節税対策が重要になります。

 

質問②:精神的余裕を保ちながらお金を増やす方法はある?

精神的余裕を保ちながらお金を増やすためには、生活防衛資金を確保したうえでの、資産運用がおすすめです。
万が一の事態によるリスクにも備え、安心して資産運用を進められます。

また、資産運用をするにあたっては、「長期・積立・分散」がポイントです。
ハイリスク・ハイリターンではなく、安定した資産運用が、精神的余裕を保ちながらお金を増やす秘訣といえるでしょう。

 

まとめ:貯蓄2,000万円がもたらす精神的余裕の維持には資産運用が必須

貯蓄が2,000万円あれば、ある程度自由な生活を送れますが、将来が安泰というわけではありません。
資金面はもちろん、精神的余裕を維持するためには資産運用が必須です。
現状だけではなく老後を踏まえた今後の生活にも目を向け、資産を増やす・守ることを心がけてください。

「将来のために資産形成したい」と考えている方は、オンラインセミナーもあわせてチェックしましょう!

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この記事の監修者

西尾 陽平
西尾 陽平
役職
土地活用事業部 執行役員
保有資格
資産形成シニアコンサルタント、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

大学卒業後同社へ入社し、地主さんの土地活用という資産形成や節税を実践で学び、現在は土地のない方へ、土地から紹介し不動産の資産形成の一助を行っている。実践の中で身に付いた視点で、分かりやすく皆様に不動産投資のあれこれをお伝えしています。