不動産投資には資格が必要?おすすめの資格5選と3つの注意点を徹底解説
銀行にお金を預けておいてもわずかな利息しか付かないこの時代、不動産投資をしてお金を得たいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、不動産投資にはさまざまなリスクがあるので、失敗しないか不安もあるでしょう。
不動産投資に役立つ資格を取れば、リスクを低減し安定的な利益を得られる可能性があります。
そこでこの記事では不動産投資では資格が必要なのか、資格を取得するメリット・おすすめの資格と注意すべき点を解説します。
目次
不動産投資に資格は必要?
不動産投資をするためには、通常特別な資格は必要ありません。
さほど知識がなくても、不動産会社や金融機関・税理士・弁護士などに相談すれば、マンションやアパートの経営は可能です。
しかし、不動産投資を行うには投資活動に関連する法律や税法・投資のリスクなどについて、最小限の知識はあった方が良いでしょう。
投資についての知識を学ぶためには、不動産会社や金融機関が行うセミナー・書籍・インターネットなどの方法があります。
またセミナーなどで知り合った大家仲間から、アドバイスを受けることも可能です。
不動産投資に役立つおすすめの資格5選
不動産投資に役立つ、資格を5つ選んでご紹介します。ご自分の目的と難易度からどの資格を選んだらよいか検討してください。
資格①:宅地建物取引士(宅建)
宅地建物取引士(宅建)は、不動産の売買や賃貸取引等について、適切な業務を遂行する専門知識があることを証明する国家資格です。
この資格は、不動産業界で仕事をするには不可欠な資格で、不動産の売買契約や賃貸借契約の仲介・土地や建物の査定・評価・相続・贈与などの分野で知識を生かせます。
不動産投資では、売買契約書をはじめさまざまな知識が必要なため、取得すれば適切な判断が可能になるでしょう。
資格②:賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士とは、マンションやアパートなどの賃貸住宅の管理に関する知識を持っていることを証明する資格です。
2021年4月の国土交通省令において、国家資格となりました。
試験の内容は、不動産の法務・契約や賃貸経営の基礎知識・不動産の評価・運営管理などに関する知識が含まれています。
したがって賃貸住宅を管理する必要のある不動産投資家にとって、必須の資格といえるでしょう。
資格③:マンション管理士
マンション管理士は、マンションやアパートなどの賃貸住宅の管理運営業務を行うための専門知識と技能を持つことを証明する国家資格です。
この資格があれば、マンションの法務や契約管理・修繕計画の立案・予算管理・入居者とのコミュニケーションなど賃貸住宅のコンサルタント業務が可能になります。
資格④:簿記
不動産投資では、収益や経費・キャッシュフローなどを管理する必要があり、簿記の知識とスキルが有益です。
簿記の知識があれば、財務諸表を作成し資金を効率的に運用でき、確定申告や事業決算もスムーズに行えるでしょう。
また物件の評価や収益性の分析が可能になるため、より正確な投資判断が可能になります。
資格⑤:管理業務主任者
管理業務主任者とは、マンションの管理業者が管理組合に対して受託契約や管理事務の報告をするときに必要な国家資格です。
管理業務主任者は、入居者の快適な住生活を守るために、建物や施設の管理・維持管理計画の策定・契約管理・予算管理などの業務を行います。
不動産投資で資格を取得するメリット
不動産投資で資格を取るメリットには、以下のようなものがあります。
メリット①:専門的な知識を勉強できる
不動産投資に必要な資格を学べば、専門的な知識が身につきます。
身についた知識により、自信をもってマンションやアパート経営に生かすことができるでしょう。
例えば、不動産投資には、空室リスクや滞納リスク・金利上昇リスクなどさまざまなリスクがありますが、知識があれば対応が可能になります。
また、不動産投資では法律知識や税務知識・ファイナンス知識・管理能力などが必要ですが、これらの知識を習得すれば、成功の道筋はつけられるでしょう。
メリット②:取引相手からの信用度が上がる
不動産投資に必要な資格を保有していれば、不動産会社や金融機関の信用度は上がります。
不動産会社からは、今後の優良な不動産物件の提案を受けられたり、金融機関の融資も受けやすくなったりする可能性があるでしょう。
また、資格を保有していれば入居者からは信頼され、マンションやアパートの経営もやり易くなるでしょう。
メリット③:トラブル発生時に対応できる
不動産投資に必要な資格を取得すれば、トラブル対応能力が向上します。
不動産投資では、家賃の滞納や居住者同士のトラブル・建物や設備の不具合・退去時のトラブルなど、さまざまな問題が発生する可能性があります。
特に家賃滞納などで訴訟を起こすような場合には、資格取得の効果を十分発揮できるといえるでしょう。
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不動産投資を目指す際の3つの注意点
不動産投資に必要な資格取得を目指す場合、いくつか注意すべき点もあります。
注意点①:取得までに時間がかかる
不動産投資に関する資格はさまざまあり、その難しさにより資格を取得する時間も異なります。
数か月程度で取れる資格もありますが、数年にわたるような難関のものも。
特に難易度が高い資格に挑戦する場合は、ストレスを感じることもあるため、体力的にも精神的にも負担がかからないようにしなければなりません。
したがってご自身の仕事や生活を考えてきちんと計画をたて、着実に勉強することが重要です。
また、勉強の方法についてもセミナーやオンライン、書籍などどの方法で勉強するのかを考える必要があります。
弊社ゴールドトラストでは、資産運用に関するセミナーを開催しております。
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注意点②:目的に合わせた資格を選ぶ
不動産投資に関する資格は、目的に合わせて選ぶことが大切です。
不動産投資にはさまざまな分野の資格があり、全てを学ぶことはできません。
いくつもの資格を目指しても、どれも中途半端になったのでは、時間と労力の無駄遣いになってしまいます。
したがって目的に沿った資格取得を目指しましょう。
注意点③:費用対効果を考えてから取り組む
不動産投資の資格は、費用対効果を考えて選択しましょう。
資格を取得するためには、セミナー代や教材費・受験料・登録費などさまざまな費用がかかります。
また費用面だけでなく時間や労力もかかるため、それに見合った価値や利益を得られるかどうかを検討する必要があります。
資格を取得したものの、結局使う機会がなかったのでは、費用や時間・労力が無駄になってしまうことも。
したがって資格を取得しようと考えた場合、費用を掛けた分の見返りがあるかよく考えて始めましょう。
まとめ:不動産投資ならゴールドクラウド
不動産投資において重要なことは、具体的な目標を設定し、それに向けた戦略を立てることです。
ゴールドトラストは、オーナーに代わって長年培ってきたマンションの運営管理ノウハウおよび豊富な経験と実績があります。
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