『100万円を100億円にした「超」資産形成メソッド』
この本は2019年8月に出版しましたが、今改訂版を書いていまして2024年2月に出版される予定です。もう10月も終わりますので、出版社との打合せが続いていますし、本の構成や目次の決定と実際の文章作成にあと180時間かかります。まあ1冊の本の出版は100冊の本を読むより重労働だとご理解ください。本当はこんな苦しい作業はしたくないのですが、改訂版を出版せざるを得ない理由が5つあります。
①2020年に2つの大きな税制改正があって、本の内容が古くなってしまったことです。それはお家賃には消費税がかかりませんので、その賃貸住宅を1億円で建てて10%の1,000万円の消費税は一旦支払いますが還付請求で1,000万円は戻る税制度でした。しかしできなくなりました。トヨタさんは海外に輸出する車の製造に支払った国内の消費税は全額還付しています。その金額は何と6,000億円です。なのに賃貸住宅だけできないことになりました。全く不公平な税制改革だったのですが仕方ありません。
②もう一つはこれも全く不公平で意味不明なのですが、テキサスなどで私も行っていた海外の築23年以上の賃貸住宅の4年償却が法人で行うものはいいのですが、個人で行うことは全面中止でできなくなりました。しかし個人でも日本国内の4年償却は可能です。これも意味不明の非合理的な税制改正でした。まあ一言で言って税務署は税金を絞り取りたいだけなのです。建物が4,000万円の物件を購入すれば4年償却ですから毎年1,000万円の経費計上で1,000万円所得の人も所得ゼロ、税金ゼロになってしまうのが許せなかったのでしょう。
③高齢者住宅が不足していましたので、国の政策で土地・建物を自己資金ゼロで国からの融資で建てることができました。しかし今も高齢者の住宅が不足しているにも関わらず、この政策は中止になってしまいました。どうも国交省さんと厚労省さんの戦いがあって、国交省さんが負けてしまったので政策が変更されたと、私は勝手に考えています。自己資金ゼロで5億円のサ高住ができたのはもう昔話になってしまいました。
④アメリカの長期金利の上昇(30年固定住宅ローンは7%)を受けて、日本も少し金利が上がり始めました。0.5%くらいの上昇ですがこれが不動産投資に大きく影響しますので、古い金利を新しい正しい金利に書き直して、全て計算し直して改訂版を出版します。
⑤ ①〜④は苦しい話で厳しい条件変更の話でしたが仕方ありません。経済や金融はいつも変化しているので文句を言っても駄目なんです。資産を作る人は一つ一つ問題を乗り越えていかないと資産家にはなれません。さて良い話ですが『私のノウハウ』がこの5年間で進歩発展しました。こんなに厳しい金融状況になっても『10億円』『100億円』資産を作れる年数がずっと早くなったのです。
その進化したノウハウを一つ一つお話しする紙面はありませんので省きますが、例えば遅い人(自己資金の少ない人)で『10億円』達成が47年が32年でできますし、『100億円』は73年が58年でできるようになりました。早い人(自己資金が多い人)は『10億円』は20年が13年でできますし、『100億円』は46年が39年でできるようになりました。まあ早い人は30歳で私の100億円倶楽部に入会しますと39年後の69歳で100億円の資産が実現することになりました。これは日本で私だけの私しかできないノウハウなのです。
さて本の出版で180時間の重労働は続きますが、お金に興味のない私がお金儲けの先生になってしまいましたが、これも世のため人のためだと考えて新しい本の出版をいたします。是非共、ご購入ご購読を宜しくお願いします。