ブログ久保川議道のひとりごと

どうする…(?)どうしたいの…(?)

私は私が生きている間は、ずっとこの言葉を使い続けることを宣言いたします。ちょっと大袈裟ですが、そう決心いたしました。
私の性格は超せっかちです。何でもやることが超早くて、ゴテゴテしているのが超嫌い。決断も判断も秒速で超早いのが私の日常の生活です。そのせいでご迷惑をおかけしたことは数知れず、多くの皆様をこのスピードに巻き込んでご苦労をおかけしました。社員さんをはじめ、ご家族にもこの場を借りてお詫び申し上げます。
さて、ところで私はもうすぐ亡くなるのですが(あと20年くらい先に…)これらの反省の意味を込めて、これからは人や他人や家族や社員さんや会社の役員の人達には、必ずこの言葉を最優先に使っていきたいと決心しています、『あなたはどうするの?』『あなたはどうしたいの?』と問い続けたいと思います。そして私の判断や決断を優先せずにできるだけ本人のやりたいことを、やりたいようにしてもらうことをこれからは最優先にしたいと考えています。
はたして超せっかちな私が、この2つの言葉を使えるのでしょうか…(?)できるできないではなくて、するしかないという結論です。そうしないと私は引退できません。90歳まで超せっかちな経営を続けるのでしょうか。それは冗談でもこれほど気持ちの悪い話はありません。ですから、必ず実行したいと思います。
何のためにやるのでしょうか。それは社員さん、役員さん、一人一人の『自主性』を伸ばすためと、もう一つはみんなの『どうしたいのか』の意見や気持ちを合わせて会社の『ブランド』を作りたいからです。今までは『私がどうしたいか』で47年間経営してきましたが、遅ればせながら気が付いたことは、これからは社員さん一人一人が『どうする』『どうしたいのか』を問い続けるしかこの会社を存続・発展させる方法がないのだと分かりました。
役員は管理職に、管理職は一人一人の部下にこの言葉を使っていただいて、全社員1,700人(2024年)の一人一人に『あなたはどうしたいのか…(?)』を問い続けてください。そして最終は、1,700人全員の思いを一つにまとめて会社の『ブランド』にしたいと考えています。そうなれば、社員さん一人一人が生き生きと働ける活発な楽しい会社になっているのではないでしょうか。
ちょっと難しく言うと、あなたはどうする、どうしたいのかの問いは、あなたの人生をどうしたいの…(?)あなたはどう生きていきたいの…(?)あなたはどうすれば大満足なの…(?)あなたはどうすれば自己実現して、幸せな人生をつくれるのですかの答えを出すことになるのです。
冗談ではなくもの凄く重い質問と答えになってしまいます。だからこの質問にすぐに答えられる人は少ないのですが、少しずつ多くなって、1,700人全員が答えられるようになれば、この会社は私がいなくなっても存続するでしょう。私にとっては最後の大勝負ですし、上手くいけば私の人生は成功。上手くいかなければ私の人生は失敗となります。
私は私が居なくても会社が存続して欲しいのですが、果たしてこのせっかちな私が居なくなってしまっても会社が存続するのか…(?)それを考えると心配になりますので、この2つの言葉を使い続けることによって、一人一人の社員さんが中心の会社に生まれ変わりたいと決心しています。新しい優秀な人材も集まると思います。
この大袈裟な宣言を無駄にしないように努力を続けます。